それは、輝く星空のように

「はー、疲れた、限界っ」


――駆け抜けることはできなかった。


校門のところまで行った時点で力尽きた。


ロケットスタートが失敗だったか・・・。


雨粒が制服に降り注いでくる。


あと5分も当たっていれば、確実に水浸しの体になるだろう。


水も滴るいい女。


「・・・何やってんだ、お前」


傘を差した誰かに声をかけられる。


「はい?」


呼ばれた方向を見上げる。


そこにいたのは――。