それは、輝く星空のように

その帰り道。


「お母さん」


「何だ?」


わたしは思い切って尋ねてみた。


「月島千尋ちゃんって、もしかして・・・」


「お前の想像通りだ」


わたしが言い終わる前に答える。


「『彼』の娘だ」


「――そう」


やっぱり。


「偶然じゃ、ないんだよね」


「無論だ」


こともなげに言う。


なるほど、そっちが本当の狙いだった訳ね。


「どうして?」


まっすぐに母を見据えながら聞く。


「・・・彼女に、会ってみて欲しかった」


母は、珍しく重々しい口調だった。


「・・・・・・」


それに対して、わたしは黙り込むことしかできなかった。


――月島俊樹。


つまり、千尋ちゃんの父親こそが・・・。


お父さんに借金を背負わせた、張本人だ――