それは、輝く星空のように

「園長先生」


不意に、女の声とともにノックの音がした。


「お茶持ってきましたけど・・・入っていいですか?」


遠慮深い話し方で尋ねてくる。


「ありがとう、入ってきて」


「失礼します・・・」


声の主が園長室に入ってくる。


客が来てすぐにお茶を用意するとは、なかなか気が利く。(上から目線)


「え・・・?」


「へ・・・?」


・・・が、部屋に入ってきた少女に、覚えがある気がした。


つーか、めちゃくちゃ見覚えがあった。


長い黒髪の女の子。


「か・・・」


少女を指差して、その名を叫ぶ。


「か、カかかかっ、ケーッ」


動揺のあまり噛みまくっていた。


「ナツ吉ちゃんっ!?」


うわ、楓に先を越されたっ!


「楓―っ!?」


驚愕のあまり、わたしは遠吠えした。


児童養護施設・成田学園。


そこで、カエデ・ニシムラと出会った――