それは、輝く星空のように

「そいつは、調子に乗りすぎた」


男について話し出す。


「誰のおかげで飯を食えているのか、それすらもわかっていない」


建設会社は、ヤクザとのパイプが太いらしい。


最近は減っているが、ヤクザを使った地上げや立ち退きは今でもある。


それらなしでは、建設業者が生き残るのは厳しい。


「ましてや、金にもならない、くだらん建物を建てようとした」


「うう・・・」


男がうめき声をあげる。


・・・息はあったのか。


「け、警察に・・・いや、弁護士に言って、貴様らのような、社会のクズを・・・」


・・・傍観者も、同罪か。


智徳は自嘲する。


「・・・・・・」


男の様子とは裏腹に、権造は何やら楽しそうだ。