それは、輝く星空のように

巨大な池のある庭を横切り、客間へ向かう。


恭介の姿はない。


恭介は、学園の近くのアパートで一人暮らししている。


智徳が客間の前に立つ。


襖の向こうから、肉食獣のようなシルエットが垣間見える。


「羽田です。失礼してよろしいでしょうか?」


間があった。


「入れ」


獅子を思わせる声。


「では、失礼します・・・」


静かに襖をひらいた。