それは、輝く星空のように

「さて、と・・・」


せんぱいが席を立つ。


「帰るんですか?」


「ああ。悪いが、支払いは頼む」


安そうな財布から小銭を取り出す。


どことなく、その姿は不機嫌そうに見えた。


「・・・どうも勘違いしているようだから、言っておく」


「え?」


嫌な予感がした。


「俺たちは、あくまで利害関係で関わっているだけだ。友達ってわけじゃない」


予感は的中した。


「俺に、踏み込んでくるな・・・!」


静かに。だが、はっきりと。


彼の怒りが伝わってくる。


思考が停止する。


あのとき。


怯えていたわたしを、助けてくれたのに。


信じられなかった。