そして… 休みが明け… 「あ…ちゃんとあった。」 アタシは移動教室につくと、早速机の上を確認した。 その文字に、思わずニヤけてしまう。 「アンタなにニヤけてんの…?」 「へ…?」 一人ニヤけている奇妙なアタシに驚いたのか、 アタシが顔を上げると、そこに呆れ顔の美香がいた。