「ふああぁあぁ〜!」 土曜日。 いつもと変わらない朝。 アタシは今日も 清々しい朝を向かえ――… 「でっけーあくび。」 え…? いきなり聞こえた声に、アタシはグルンと振り向いた。 「げっ…聖也……。」 今日も朝から気持ち良く起きるハズだったのに… なぜか朝起きると、小さい時からの幼なじみ。 聖也[ショウヤ]がアタシの部屋で突っ立っていた。