「あれ?優斗君ーー。」 応答なし。 一体何処まで 隠れに行ったんだ!? 僕は仕方なく近場から探してみた。 まず、公園。 いない。 次、近所の竹内さん宅の大きな庭。(不法侵入?今日だけはお許しを) いない。 まさか、交番内!? いや、やはりそんなわけはない。(居るのは先輩のおじさんだけ) まさか… 嫌な予感がよぎった。 「優斗君…この町の子じゃないんだよな…。」 本当に迷子になったのかもしれない。。 僕は自転車に跨った。 −−−−−−−− −−−