「ここでこうしててもしょうがないし、出発するよ。」 モトがため息混じりに言った。 「わかった…。」 あたしは返事した。 車はあてもなくそのビルの近くを走り続けた。 その間、あたし達は無言だった。 車内は音楽だけが流れてた。