モトと別れた悲しさで、あたしは朝が来るのが嫌だった。 嫌でもモトと別れたことが実感するから…。 モトのことを思い出しては泣きそうになっていたけど、人前では堪えてた。 ―モト、逢いたいよ。― 強くそう想った。