自分の耳を疑った。 状況が把握できない。 何がどうなったの? 「藤田さん?それって……お客さんとしてじゃないですよね?」 「うん」 「私をひとりの女の子として言ってくれたんですよね?」 「そうだよ」 「それって……っ」 気付くと大粒の涙がぽろぽろ流れてきた。