泡姫物語

半分くらい飲んだところで口を開いた。

「ありがとう愛子。もう大丈夫」

「ほんとに?落ち着いた?」

「うん、今度は本当に大丈夫。ありがとう」

愛子がほっとした顔をする。
こんなに心配してくれて嬉しい。でも、こんなに心配かけちゃったんだ。
反省しなきゃ。

「きっと今度の土曜日には会いに来てくれると思うんだ。だから、待ってみる」

「そうだね、まだ何がどうなっているのかわからないしね」