「今後は必ず私におっしゃって下さい」 「……はーい」 着替えをするメノリにティアはもう一度、念を押している それをサラがクスクスと笑いをこらえて見ていた 水色のシンプルなドレスを着せられ、髪を複雑に編みこまれる 支度はサラたち三人がせっせとやってくれた 「あ〜……緊張する」 胸に手を当てて呟く 儀式で読む聖書は厚いものだったが、そんなに長く読まなくてもいい なんとか落ち着いてみる 「では、メノリ様そろそろお時間です」 ティアの声に頷いて、メノリは教会へと向かった