夢からなるキミへ

『ミズキ…さん!?どうしたんですか…』

僕は笑顔を見せないミズキに戸惑っていた。

『…ケイゴ。あのね、もう…もうケイゴには会えない』

『えっ!?会えないって…どうしてですか?』

僕がそう言うと、ミズキは黙り込んでうつむいた。

『ミズキさん!?』

僕はうつむくミズキを心配した。

黙り込んでいたミズキがふと顔をあげると、ミズキの目には涙が浮かんでいた。

『ミズキさん…どうして泣いているんですか?』

『もう…ケイゴには会えない…』

ミズキの声は涙声で震えていた。

『だから…どうして会えないんですか?』

『このままじゃ…このままじゃケイゴ、どんどんダメになっちゃう!!』

『僕がダメに…』

僕がそう言うとミズキはうなづいた。

『ケイゴ、会社にも行かなくなって…食事もロクにとらずに、すっかりやつれて…あたしを捜して夢の世界をさ迷ってる』