夢からなるキミへ

もし…もしも僕の背に翼があったなら…空の果ての果てで泣いている君の所に、いつでも会いに行けるのに…。

君との思い出が…君がくれた愛が…僕には…今は辛いです。

ミズキさん…君のいないこの世界で生きるくらいなら、君のいる夢の世界で僕は生きたいです。

もうこの世界で生きる意味を失くした僕は、ミズキを捜して夢の世界をただひたすらさ迷い歩いた。

もう僕にはそうするしかなかった。

それが僕の出した答えだった。

だけど、僕は永遠に夢の世界の住人にはなれなかった…。

そんな日々が続く頃、ミズキは突然僕の夢の中に戻って来てくれた。

『ミズキさん…もうずっと会えないと思ってました…』

夢の中の僕は涙を流していた。

また夢の中でミズキに会えて僕は嬉しかった。

だけどそんな君は、いつもと一つだけ違っていた。

君はもう…いつものように笑ってはいなかった。