夢からなるキミへ

『お待たせしました』

僕とミズキが話していたら、店員さんが料理を持って来た。

『うわー、美味しそうだね。食べようよケイゴ。いただきま〜す』

ミズキはそう言って料理を食べ始めた。

僕も料理を食べた。

『凄く美味しいね』

ミズキは笑顔で料理を食べていた。

そんなミズキの喜んでいる顔を見た僕は、それだけで正直満足で胸が一杯だった。

『うん?どうしたのケイゴ?こっちばかり見てるけど…あっ、わかった。こっちの料理も食べたいんでしょー?』

『えっ!?』

『じゃあさ、交換しよっか?あたしもそっち食べてみたいし』

僕はそんなつもりでもなかったけど、ミズキがそう言ったので料理を交換した。

『うん、こっちも美味しい』

ミズキは何だか幸せそうだった。

そんなミズキを見て僕はほほえましくなった。

『ケイゴ、そっちはどう?美味しいでしょ?』


ミズキは僕に尋ねた。