サヨウナラ、バイバイ【短編】





貴方にこの声が届くのならば、言っておきたかったんだ。






「ううん・・・










愛してる――――」






"恋"を超える"愛"。






私が貴方を思う気持ちは"愛"だった。








貴方は私に手を伸ばしてくるが、スゥッとすり抜けてしまう。









幽霊、だからね・・・