「……ふっ……」



思わず口元が緩む




やっぱり
オレは姫がいなきゃダメだ




姫を愛してる




こうして やっと逢えたんだ




もう姫の事を我慢したくない





離したくない





もう兄妹だとか………



どうでもいい………




ただ一緒にいられたら





何もいらない





あ~
思い出したら



たまらなく姫に逢いたい




病院じゃ私的な話は出来ないし





姫も もう家に帰ってるよな





ポケットからケータイを出して





………電話しようかな





逢いたい





姫に逢いたい




抱きしめたい……




キスしたい





ずっと抑えてた気持ちが溢れて





止まらない