それでも私は4番目。

「今日は…瑞希さんのご両親に聞いて頂きたいお話がありまして。」

「そんなに堅くならないで。どうぞ。」

翔に対してパパよりはずっと寛容なママは、翔の前にスリッパを出した。

翔はそれを履いて、パパのいる居間に向かって行く。