それでも私は4番目。

「翔!?」

「瑞希…。」

周りがうるさくてよく聞こえないけど、翔の息が上がってることはわかった。

走ってるみたいだ。

「今日、お父さんは?」

「パパ?なんか…心配だからって今日はうちにいるけど…。」