「瑞希、安心して。翔くんは大丈夫よ。瑞希が…庇ったのよね。」 「そう…。良かった…。」 ほっと一安心。 翔が危ない、と思ったら勝手に体が動いていた。 私がちょっと怪我することで翔が助かるなら、こんな怪我は大したことない。