握っているあっちゃんの手が震えていた。
「あこ…もう…ック…もう、会えねぇのかと思った。
俺…もう駄目かと思った…」
『やだよっ!
そんなこと言わないでよっ!!
あこの事、お嫁さんにしてくれるんでしょ?』
「プッ(笑)」
あっちゃんの八重歯がチラッと顔を出した。
つられて、あこもニヤけてしまった。
…こんな状況なのに。
あっちゃんの笑顔はいつもあこを元気にさせてくれる。
ほらね!
心があったかいよ?
「あこのばぁかっ(笑)
泣き虫!わがままっ!甘ったれ!
あ…あこ、髪にゴミ付いてんぞ?
ちょっと、こっち来て?」
『えっ!どこ?どこ?』
あっちゃんに言われた様にあっちゃんに頭を近付けた。
チュッ…
「…ヘンッ(笑)
ばぁぁーか!(笑)嘘だっつぅの!!」
あっちゃんはあこの頭の後ろに手をまわして、あこの顔を引き寄せて、軽くキスをした。
『えっ(笑)やだぁ!!
嘘つきっ!(笑)』
二人でクスクスと小さく笑い合った。
「おっ?ラブラブだねぇ!?(笑)」
振り返ると、白衣を着た優しい笑顔のあっちゃんの主治医が立っていた。
その横には、泣き笑いをしているおばちゃんも立っていた。
「あこ…もう…ック…もう、会えねぇのかと思った。
俺…もう駄目かと思った…」
『やだよっ!
そんなこと言わないでよっ!!
あこの事、お嫁さんにしてくれるんでしょ?』
「プッ(笑)」
あっちゃんの八重歯がチラッと顔を出した。
つられて、あこもニヤけてしまった。
…こんな状況なのに。
あっちゃんの笑顔はいつもあこを元気にさせてくれる。
ほらね!
心があったかいよ?
「あこのばぁかっ(笑)
泣き虫!わがままっ!甘ったれ!
あ…あこ、髪にゴミ付いてんぞ?
ちょっと、こっち来て?」
『えっ!どこ?どこ?』
あっちゃんに言われた様にあっちゃんに頭を近付けた。
チュッ…
「…ヘンッ(笑)
ばぁぁーか!(笑)嘘だっつぅの!!」
あっちゃんはあこの頭の後ろに手をまわして、あこの顔を引き寄せて、軽くキスをした。
『えっ(笑)やだぁ!!
嘘つきっ!(笑)』
二人でクスクスと小さく笑い合った。
「おっ?ラブラブだねぇ!?(笑)」
振り返ると、白衣を着た優しい笑顔のあっちゃんの主治医が立っていた。
その横には、泣き笑いをしているおばちゃんも立っていた。



