あっちゃんは苦しそうにとぎれとぎれに話した。
『…でもッ!』
外された酸素マスクを手にとり、あっちゃんにつけさせようとした。
「いーから!」
ピクッ…
あっちゃんのその強い目つきに動きが止まってしまった。
「あこ…何泣いて…んだよ!…ばぁかっ(笑)」
あっちゃんは苦しいはずなのに、微笑んだ。
『だってっ!…あっちゃんが…ッッ…グスッ…』
ポンッ…
あっちゃんの手があこの頭を優しく撫でた。
…トクン…
あっちゃんは生きている。
だって、あっちゃんの手はこんなにもあったかい。
「あこ?ごめんな………心配しただろ?」
あっちゃんは苦しいのか、肩で呼吸している。
『いいんだ!!
いいのっ!!…あっちゃん?』
キラッ…
あっちゃんがやっとの思いで開けている細い目に光る物を見付けてしまった。
…涙。
『…でもッ!』
外された酸素マスクを手にとり、あっちゃんにつけさせようとした。
「いーから!」
ピクッ…
あっちゃんのその強い目つきに動きが止まってしまった。
「あこ…何泣いて…んだよ!…ばぁかっ(笑)」
あっちゃんは苦しいはずなのに、微笑んだ。
『だってっ!…あっちゃんが…ッッ…グスッ…』
ポンッ…
あっちゃんの手があこの頭を優しく撫でた。
…トクン…
あっちゃんは生きている。
だって、あっちゃんの手はこんなにもあったかい。
「あこ?ごめんな………心配しただろ?」
あっちゃんは苦しいのか、肩で呼吸している。
『いいんだ!!
いいのっ!!…あっちゃん?』
キラッ…
あっちゃんがやっとの思いで開けている細い目に光る物を見付けてしまった。
…涙。



