ぎゅぎゅっ…
『おし!!』
天使くんが見つけてくれた水着のヒモを首の後ろでしっかりと結んだ。
『あっちゃーん?
結んだぁ!!』
水着をつけるために小さな岩場に連れてきてくれたあっちゃんは、あこに背を向けて海をじっと眺めていた。
「ん?おぉ、つけたか!」
あっちゃんの目の前に広がる海はどこまでも果てしなく続いて、空に繋がっていた。
この広い海を眺めているあっちゃんの背中が小さく、小さく見えてなんだか不安が押し寄せてくる。
『あーっちゃんっ☆』
ドシッ…
岩の真横に座るあっちゃんの小さな背中に乗っかる様に抱きついた。
「ぐぇっ(笑)
あこ!お前太った?(笑)超重てぇ!骨が折れた!!」
ムカッ…
『違うしっ!!
あっちゃんが痩せ…』
そこまで言いかけてやめた。
言いたくなかった。
あっちゃんは、あこに気づかう様にフフッっと鼻で笑った。
あっちゃん、ごめんね?
痩せちゃった事、一番気にしてるのはあっちゃんだよね…
バシャーッ。
岩場に波が打ち付けられて水が細かく飛び散った。
「(笑)…しょうがねぇよ!
俺すげぇ痩せたし!
気にすんなよ!まだまだあこの事は持ち上げる力は残ってるしな!(笑)」
本当に痩せたね…
大丈夫だよね?
だって、ガンは取り除いたのに、どうして日に日に痩せていくの?
本当に大丈夫だよね?
『…ウン。』
『おし!!』
天使くんが見つけてくれた水着のヒモを首の後ろでしっかりと結んだ。
『あっちゃーん?
結んだぁ!!』
水着をつけるために小さな岩場に連れてきてくれたあっちゃんは、あこに背を向けて海をじっと眺めていた。
「ん?おぉ、つけたか!」
あっちゃんの目の前に広がる海はどこまでも果てしなく続いて、空に繋がっていた。
この広い海を眺めているあっちゃんの背中が小さく、小さく見えてなんだか不安が押し寄せてくる。
『あーっちゃんっ☆』
ドシッ…
岩の真横に座るあっちゃんの小さな背中に乗っかる様に抱きついた。
「ぐぇっ(笑)
あこ!お前太った?(笑)超重てぇ!骨が折れた!!」
ムカッ…
『違うしっ!!
あっちゃんが痩せ…』
そこまで言いかけてやめた。
言いたくなかった。
あっちゃんは、あこに気づかう様にフフッっと鼻で笑った。
あっちゃん、ごめんね?
痩せちゃった事、一番気にしてるのはあっちゃんだよね…
バシャーッ。
岩場に波が打ち付けられて水が細かく飛び散った。
「(笑)…しょうがねぇよ!
俺すげぇ痩せたし!
気にすんなよ!まだまだあこの事は持ち上げる力は残ってるしな!(笑)」
本当に痩せたね…
大丈夫だよね?
だって、ガンは取り除いたのに、どうして日に日に痩せていくの?
本当に大丈夫だよね?
『…ウン。』



