Snow Drop~天国からの手紙~(下)【実話】

その日、花を買いに来ていた雄一くんとお母さんは、お花やさんでケンカをしていた。


その時、Snow Dropの球根を買いに来ていたあっちゃんは、ただをこね続ける雄一くんにこう言ったのだと…


「オイ、ボーズ!
かーちゃん泣かすんじゃねぇぞ!

女の子は弱いんだから、男が守ってやんねぇといけねぇの!
分かったか?

お前、男だろ?
かーちゃん困らせんなよ!

にーちゃんだって、大切なねーちゃん守ってんだぞ?」


そして、雄一くんはあこ達と、あの海で再会した。

あっちゃんはすっかり忘れていたけれど…


その海での出会いからすぐ、雄一くんは小児ガンと診断された。


そして、運命のイタズラなのか…

雄一くんは、あっちゃんと同じ、西中央総合病院に入院した。


ある日、雄一くんは、治療が嫌になり、自分で点滴の針をひっこ抜いて病室を飛び出し、病院内にあるお花屋さんへと逃げた。


その時の雄一くんは、走るのも無理なほど体が弱っていたらしい。


その時、また、運命的にも雄一くんとあっちゃんは遭遇してしまったのだ。


雄一くんは、お花屋さんの前に辿り着くと、あっちゃんの目の前で意識を失ってしまった。