分からない?
あこの気持ち、分からない??
『あこはね…他の人じゃダメなの…
幸せになれない。
だから…』
返事が怖くて、あっちゃんの顔が見れないよ。
「…はぁぁっ!?」
もうっ!!
信じられない!!
あっちゃんがここまで鈍感だったなんて!
『もぉっ!!だから、あこはあっちゃん以外無理なのッッ!
だから来たんだよ!!』
ギュッ…
久しぶりに飛込んだ大好きな人の胸の中は、あの頃と変わらずに温かい。
…トクン…トクン…
あっちゃんの心臓の音があこの体にも響いてる。
“俺はちゃんと生きてるよ”って言ってる。
ただ…あの頃よりも細い、うすい胸だった。
「…な…に…言ってんだよっ!!
俺んとこ来たって…何もしてやれねぇんだよ……」
『いいっ!!それでもいいッッ…何も要らない!!
あこだって何もないよ?今日…全部捨てて、ここに来たんだもん………
…これからは…一人で苦しまないでよ!
あこも一緒に頑張るから!!
…あこがあっちゃんの苦しみを全部背負うよ!!』
あっちゃんの体がピクンと反応した。
あっちゃんが軽く吹き出して小さく笑った。
「あこにそのセリフ言われる日が来るなんてな……(笑)」
……あ。
そう言えば…あこがレイプされた日。
海で自殺しようとしたあこにあっちゃん、言ってくれたよね。
“俺が全部背負うから!”
ぎゅぅぅっ……
あっちゃんが少し細くなった腕で力一杯あこを抱き締めた。
あこの気持ち、分からない??
『あこはね…他の人じゃダメなの…
幸せになれない。
だから…』
返事が怖くて、あっちゃんの顔が見れないよ。
「…はぁぁっ!?」
もうっ!!
信じられない!!
あっちゃんがここまで鈍感だったなんて!
『もぉっ!!だから、あこはあっちゃん以外無理なのッッ!
だから来たんだよ!!』
ギュッ…
久しぶりに飛込んだ大好きな人の胸の中は、あの頃と変わらずに温かい。
…トクン…トクン…
あっちゃんの心臓の音があこの体にも響いてる。
“俺はちゃんと生きてるよ”って言ってる。
ただ…あの頃よりも細い、うすい胸だった。
「…な…に…言ってんだよっ!!
俺んとこ来たって…何もしてやれねぇんだよ……」
『いいっ!!それでもいいッッ…何も要らない!!
あこだって何もないよ?今日…全部捨てて、ここに来たんだもん………
…これからは…一人で苦しまないでよ!
あこも一緒に頑張るから!!
…あこがあっちゃんの苦しみを全部背負うよ!!』
あっちゃんの体がピクンと反応した。
あっちゃんが軽く吹き出して小さく笑った。
「あこにそのセリフ言われる日が来るなんてな……(笑)」
……あ。
そう言えば…あこがレイプされた日。
海で自殺しようとしたあこにあっちゃん、言ってくれたよね。
“俺が全部背負うから!”
ぎゅぅぅっ……
あっちゃんが少し細くなった腕で力一杯あこを抱き締めた。



