辛い事なんて…全部忘れちゃったよっ!
だってね、辛い事があったその倍以上の幸せがあったから…
あっちゃんは幸せを沢山、沢山、くれたじゃない!!
もう忘れちゃったよ?
…辛い事なんか。
あっちゃんが隣にいてくれるから。
「泣いてんじゃねぇーよ!(笑)
あこ…お前の体、全部水分なんじゃねぇのっ?」
しんみりとした空気を変えるように、あっちゃんが笑い飛ばした。
あっちゃんの笑顔と八重歯を見て少しホッとしてしまう。
それからは、笑顔が絶えない、いつもの二人に戻ってじゃれあった。
『…びぇっ…っくしっ!!』
すなぼこりで鼻が擽られて大きなクシャミをしてしまった。
あっちゃんとじゃれあう幸せな時間に夢中できづかなかった。
いつの間にか夕日が落ちて、辺りは薄暗い。
海が朱色から段々と黒い夜の海へと変身をしている。
「うぁーっ…もう七時だしなっ!
車もどっかぁ!(笑)」
ポンポン……!
立ち上がったあこのスカートについた砂をあっちゃんが払ってくれた。
『ありがとっ!!』
「おぅ!」
普通の幸せ。
ありきたりな幸せ。
だってね、辛い事があったその倍以上の幸せがあったから…
あっちゃんは幸せを沢山、沢山、くれたじゃない!!
もう忘れちゃったよ?
…辛い事なんか。
あっちゃんが隣にいてくれるから。
「泣いてんじゃねぇーよ!(笑)
あこ…お前の体、全部水分なんじゃねぇのっ?」
しんみりとした空気を変えるように、あっちゃんが笑い飛ばした。
あっちゃんの笑顔と八重歯を見て少しホッとしてしまう。
それからは、笑顔が絶えない、いつもの二人に戻ってじゃれあった。
『…びぇっ…っくしっ!!』
すなぼこりで鼻が擽られて大きなクシャミをしてしまった。
あっちゃんとじゃれあう幸せな時間に夢中できづかなかった。
いつの間にか夕日が落ちて、辺りは薄暗い。
海が朱色から段々と黒い夜の海へと変身をしている。
「うぁーっ…もう七時だしなっ!
車もどっかぁ!(笑)」
ポンポン……!
立ち上がったあこのスカートについた砂をあっちゃんが払ってくれた。
『ありがとっ!!』
「おぅ!」
普通の幸せ。
ありきたりな幸せ。



