あれぇ…?
あっちゃんの肩ってこんなに細くてゴツゴツしてたっけ?
胸板も薄くなったね…
でも、あこをつつみこむ温かさはあの頃も、今も、全然変わらないね。
あっちゃんの細くなってしまった首に腕を巻き付けて抱きついた。
ぎゅ―――。
「あこ?どーしたぁっ?
…寂しかったのか?
…俺が、もう意識取り戻さないとでも思ったか?(笑)」
あっちゃんは笑いながらあこの頭を優しく撫で続けてくれた。
あっちゃんはエスパーなの?
どうして、あこの心の声が聞こえるの?
『…思った…。
あっちゃん…もうあこを一人ぼっちにしないでよ…
ずーっとずーっと、あこの隣に居てよっ!
あっちゃんずーっと昏睡状態だったんだから…いつ目が覚めたの?
…ここに居て大丈夫?』
あっちゃんは首に巻き付くあこの腕をそっと外して、あこの顔を覗き込んだ。
「ばぁぁかっ!!
泣いてんじゃねぇよっ!ブス!(笑)」
ぐぃっ…
あっちゃんは自分の着ているシャツの袖であこの涙を拭いてくれた。
あっちゃんの大好きな香水の匂いがした。
J.S.…あっちゃんの香り。
大人っぽい、男の人の香り。
「あこ、お前デートしてぇんだろ?」
『え…?
あこ、そんな事、一言も……』
あっちゃんの青白い顔に、キラキラと一際透き通っている目が印象的で、吸い込まれそうになった。
「俺、夢で見たんだ!!」
あっちゃん…
突然何を言い出すのか…
あこは不思議そうな目をしてあっちゃんを見つめた。
あっちゃんの肩ってこんなに細くてゴツゴツしてたっけ?
胸板も薄くなったね…
でも、あこをつつみこむ温かさはあの頃も、今も、全然変わらないね。
あっちゃんの細くなってしまった首に腕を巻き付けて抱きついた。
ぎゅ―――。
「あこ?どーしたぁっ?
…寂しかったのか?
…俺が、もう意識取り戻さないとでも思ったか?(笑)」
あっちゃんは笑いながらあこの頭を優しく撫で続けてくれた。
あっちゃんはエスパーなの?
どうして、あこの心の声が聞こえるの?
『…思った…。
あっちゃん…もうあこを一人ぼっちにしないでよ…
ずーっとずーっと、あこの隣に居てよっ!
あっちゃんずーっと昏睡状態だったんだから…いつ目が覚めたの?
…ここに居て大丈夫?』
あっちゃんは首に巻き付くあこの腕をそっと外して、あこの顔を覗き込んだ。
「ばぁぁかっ!!
泣いてんじゃねぇよっ!ブス!(笑)」
ぐぃっ…
あっちゃんは自分の着ているシャツの袖であこの涙を拭いてくれた。
あっちゃんの大好きな香水の匂いがした。
J.S.…あっちゃんの香り。
大人っぽい、男の人の香り。
「あこ、お前デートしてぇんだろ?」
『え…?
あこ、そんな事、一言も……』
あっちゃんの青白い顔に、キラキラと一際透き通っている目が印象的で、吸い込まれそうになった。
「俺、夢で見たんだ!!」
あっちゃん…
突然何を言い出すのか…
あこは不思議そうな目をしてあっちゃんを見つめた。



