おそるおそる気持ちを声に出す。
『本当に…本当に…あっちゃんなの…?』
これは、幻なんかじゃないよね…?
あっちゃんはフッっと軽く笑って、両手をあこに向かって広げて、少し腰を落とした。
「あれ?
っかしいーなぁ…?
俺の好きなヤツは、すぐに俺に飛込んで来るヤツなんだけどなぁ?」
あっちゃんは青白い顔をしながらも、八重歯を出して笑っている。
ジャリッ…
勇気を出して、右足を一歩前に出してみる。
…ホッ。
良かった…
本物のあっちゃんだ。
あっちゃんは消えたりせずに、そこで笑っている。
「どーしたぁ?
甘ったれー!
わぁーがぁーまーまー!
泣き虫ー!
…弱虫ー!」
そうだよ?
甘ったれだよ。
かがままだよ。
泣き虫だもん…
でも…弱虫じゃないもんっ!!
『うるさーいっ!(笑)
弱虫は余計ですーっ!!』
ドン!!
思わずおもいっきりあっちゃんの胸に飛込んだ。
「…ってぇ…すげえバカ力!(笑)」
あっちゃんの声がかすれていた。
………???
『本当に…本当に…あっちゃんなの…?』
これは、幻なんかじゃないよね…?
あっちゃんはフッっと軽く笑って、両手をあこに向かって広げて、少し腰を落とした。
「あれ?
っかしいーなぁ…?
俺の好きなヤツは、すぐに俺に飛込んで来るヤツなんだけどなぁ?」
あっちゃんは青白い顔をしながらも、八重歯を出して笑っている。
ジャリッ…
勇気を出して、右足を一歩前に出してみる。
…ホッ。
良かった…
本物のあっちゃんだ。
あっちゃんは消えたりせずに、そこで笑っている。
「どーしたぁ?
甘ったれー!
わぁーがぁーまーまー!
泣き虫ー!
…弱虫ー!」
そうだよ?
甘ったれだよ。
かがままだよ。
泣き虫だもん…
でも…弱虫じゃないもんっ!!
『うるさーいっ!(笑)
弱虫は余計ですーっ!!』
ドン!!
思わずおもいっきりあっちゃんの胸に飛込んだ。
「…ってぇ…すげえバカ力!(笑)」
あっちゃんの声がかすれていた。
………???



