天使の輪。 へナの銀の髪が、 光を受けてキラキラと輝き、 もう一度、背の翼を羽ばたかせると、白の羽も光の中で舞い浮かぶ。 「お仕置きです」 ヘナの宣言。 ヘナは拳を振り上げた。 その拳の先にも、光の輪が生まれる。 「神罰」 ヘナは技名を告げる。 「すごく痛いだけ無ダメージパーンチ!!」 光の輪をくぐった拳。 そこから、アイオネの目でも追えないほど加速して、シルキスの顔面をうった。