アイオネは、流れにのって魔王さま第一宣言みたいなことをしてしまった。 いやあ、本当にたいしたものだ。 そういうことにしておかないと、 自分が簡単に策にはまった愚かものになるので、アイオネはそうしておく。 はあ……。 自分はいつもどおりで、残りを全部そっちでやってくれるなら、こんな時間に呼びつけなくてもいいのに。 時間はとっくに深夜。 魔王さまには夜遊びは教えていないので、いまごろぐっすり寝てくれているはずだが、 自分はこれから船で島まで戻るとして、朝までどれくらい眠れるだろう。