「……う」 アイオネは、さすがに躊躇する。 ヘナはかまわず、引っぱる。 小さい、なんとも払いづらい手。 アイオネは申し出を断るタイミングを逃し、ヘナに連れられていく。 他の出席者達は、そんなアイオネが新しい席につくまでじっと待つ。 「どうぞ」 「うん」 かっこ悪いことの連続で、しょんぼりすわるアイオネ。 その隣にヘナが座りなおすと話し合いが再開する。