大樹は、あたしに手紙をもらっても、あたしが平岡を好きって事を知ってたカラ、本気にはしてくれなかった。 あたし自身、平岡を忘れきれていない。 あたしと大樹…… いつも一緒だった。 なのに、クラスが離れただけでこんなに距離も離れていくんだね。