それでもわたしは生きている

ドラマでしか見たことない。

皆の前で、コタツの中に隠した手と手をつないでるって


心地いいドキドキ…



午前2時をまわった頃、ボチボチ皆が帰って行く。


「おぅ!またな!お休み!」

最後の1人を見送った後、指が長くて大きな手のタケが、私の頭をポンポンってしながら言った。

「独りじゃなくて良かったな」

「え?」

あ、そういえば…

「タケ!あの子の家で忘新年会するんちゃうかったん?」

「ん?あぁ、あいつんちアカンかってん!」

「なんで?」

「知らん!」

知らんて…

だっていつもあの子の家で皆でたまってるやん!
アカンことないやろ!


もしかして…私…

寂しそうやった…?



またキュンとした。




1月1日


この日、タケと私は男と女になった。