私は一瞬のキスでなにがなんだか分からなかった。 『ものたりない?? 』 先輩は私を見て意地悪笑いながら言った。 私は赤面し、 『違いますッ!!!』 と凄い迫力で言った。 『分かってるって。 じゃあ、また明日。』 『はい。 さよなら。 』 私は手を振りながら先輩を見送り、家に入った。 私はこの時、私と先輩のデートを見ていた人がいたなんて…。