すると市原先輩は電話の向こうで少し笑ってから答えた。 『アハハ、確かにそうだよね。ごめん。 ちょっと裏で‥、ね。』 私はこの時、市原先輩を敵にまわしたらヤバいと思った。 『あの~、話しか何かあるんですか??』 私は今だに少し笑っている市原先輩に問いかけた。 『あ~、明日からの事なんだけどね。 実は学校では今までどうりでいいんだ。 でも放課後に毎日家に来てくれないかな?』 もう笑いはとまっていて、真剣な声で私に言ってきた。