「優人君。帰ろぉ?」 「あぁ。」 ほんとは とてもだるい。 めんどくさい。 けど これで彩加のことがちょっとでも紛れたらって期待している俺がいる。 ほんとは 彩加のことを忘れることはできないのに。 俺、いつからこんな自分になったんだろ。 「ねぇねぇ。今日、うちこない?」 「あぁ。」 「優人君つめたーい。」 「ごめん。」 めんどくさい。 冷たいからなんなんだよ。 彩加に会いたい。 彩加のこと抱きしめたい。 いっぱいキスしたい。 けど 俺にそんなことする権利はない。