「で、誰ですか?何で私の名前知っているのですか?」 「教えねぇ。」 「どうしてですか?」 「始業式とホームルームで寝てたお前が悪いからに決まってるだろ?」 ニヤッと微笑むその笑顔… 見られてたんだ。 その目で…。 恥ずかしくて顔が熱くなった。 平常心、平常心。 心でそう唱えずにはいられない。 「先生、ですよね?」 考えてみたら、黒のスーツに紺のネクタイ姿…… 絶対、先生だ。