テニスコートのフェンス越しから 声を掛けてきたのは、 私の親友、香奈だった。 「目覚まし壊れるとか、思いもしなかったんだもん。 香奈はなんでそんな毎日起きれるの~?」 「あたしは、天才だから?笑 あ…集合かかってるから行くね。 また教室でね~!」