−受信完了− 私はその文字を見て 携帯を閉じ、鞄にしまった。 「ちゃんとメールしてこいよ」 「はーいはい」 私はそのまま顔を伏せた。 「本当によく寝るんだな!」 「弁当の時間になったら 起こして。よろしく〜」 私はそのまま夢の世界に入った。 ねぇ?拓磨? 振り返ればあの時、私もう 拓磨のこと好きだったのかな? 自分の気持ちに正直になれなくて 傷つけてごめんね…