ー今日はクリスマスイブ。あたしにもサンタさんがきて欲しいな。ー


キラキラ光るツリーの下を歩きながらそう思った。



あたしはあまり何かを願ったことがないけれど…、また夏の初めのようにみんなで過ごしたいと思った。そして…出来れば許されるならば…知哉と付き合いたいと思った。