◎
「失礼します…」
ほら。
また、リエサイドから近づいてきたウェイターが、空いた皿を引き上げに来る。
ちらりと見せた流し目に、今度はさすがの秘書様も気づいたようだ。
「あら…」
どういう意味の視線だったのか、はっきりと気づいた瞳をしたが、すぐにリエは自分を取り戻した。
視線をゆっくりとそらし、何事もなかったかのようにビールのグラスを持ち上げる。
あらあら。
彼女の性格なのか、はたまた彼への義理立てなのか―― どちらか分からないけれども、ほとんどプライベートを知らない リエの一面が見えたようで、少し楽しくなったハルコだった。
彼は、迎えに来るのかしらねぇ。
ハナにリエ。
二次会は、楽しい材料を抱えたまま、まだ始まったばかりだった。
「失礼します…」
ほら。
また、リエサイドから近づいてきたウェイターが、空いた皿を引き上げに来る。
ちらりと見せた流し目に、今度はさすがの秘書様も気づいたようだ。
「あら…」
どういう意味の視線だったのか、はっきりと気づいた瞳をしたが、すぐにリエは自分を取り戻した。
視線をゆっくりとそらし、何事もなかったかのようにビールのグラスを持ち上げる。
あらあら。
彼女の性格なのか、はたまた彼への義理立てなのか―― どちらか分からないけれども、ほとんどプライベートを知らない リエの一面が見えたようで、少し楽しくなったハルコだった。
彼は、迎えに来るのかしらねぇ。
ハナにリエ。
二次会は、楽しい材料を抱えたまま、まだ始まったばかりだった。


