きっと

行かないほうがいい

私は

何度も言ったのに…

迷い込んだ

森の中は

生臭い

湿った 嘘宴


優しい腕が

私から抜けた時

幻惑を見たの…

あなたと踊る

あの子は 誰?


恋しい瞳は

私から放れて

差し伸べた手も

嫉妬の剣で

切り落とされた


どこへ行くの…

そっちは

碧濁の底なし沼