―昼休み― あたしは花と学食へ向かおうと教室をでた。 すると、 「倉本さん!」 誰かに呼ばれ、振り返る。 「高碕くんだぁ…」 あたしの横で花がいう。 『高碕隼』 隣のクラスの男の子。 優斗ほどじゃないけど… 女子からの人気は高い。