「あたしの方こそ、ありがとう。何か楽になった。 箕島さんも…ありがとうございます」 ちゃんと話したら わかってくれた。 ちゃんと説明したら 理解してくれた。 箕島さんが部屋に飛び込んできたことで落ち着きを取り戻したあたしは ゆっくりと、少しずつ思い出すように今までの経緯を二人に話した。 全ての始まりは、16回目の誕生日を迎えた あの日。 訳もわからず、突然のお嬢様生活に戸惑うあたしを支えてくれた 彼の存在。 そして、エミリさんの告白に あたしの下した決断。