【キミに伝えたくて…】~執事に恋したお嬢様~



「エミリ様…私達、急いでいるのでこれで失礼いたしますわ」


「ごきげんよう」と長い髪をなびかせて

真宝は颯爽と前へ進む。


あたしの腕をぐいぐいと引っ張って

留まるこの足を許さなかった。




南…!

南…!!!


お願い気づいて…

こっちを向いてよ…


南…!

南…!!!


あたしの想いに

気づいてよ…!