ナルシストの隣

「なっ、何で!?どうして家が分かったの!?」

ナルシストな問いには答えず、当然の疑問をぶつけた。

「調べたんだよっ!舞ちゃん!」

名前まで…

まぁ、家が分かるんだから、名前くらい簡単に分かるか。

っていうか、偉そうに言う事じゃないよ。

私が訴えれば、あなた立派なストーカーよ?

「それで何か?」

「今日はね、僕を見てもらおうと思って来たんだ」

いや、もう見てます。

イヤでも視界に入ってるんですけど?



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