そう、部屋の中央には真っ白なウェディングドレスがあった。 肩だしの細身のシルエットのドレスだった。 流れるようなラインのところが綺麗で、スカートの部分はレースがついていた。 さらにそれにはキラキラと光る宝石がついていた。 ピンクの宝石だった。 「綺麗・・・・。」 「これが鳴神柚稀が残した宝・・・・なのかな?」 ・