「ヒントの一つを解いたわけだから、残り三つ・・・だよね?」
本題に入って新菜先輩が言った。
「停まることのない時間、は、そのまま時計でいいんじゃないか?」
悠が壁にもたれかかって言った。
時計・・・
「なら・・・時計塔の時計・・・だよな。」
それに答えたのが雷先輩。
時計塔は場所はイマイチ説明しにくいけど、みんなが見渡せるようなとこにある。
「じゃぁ、同じ旋律を奏でるもの、は?」
私が言ったら
「オルゴール・・・かな?」
悠が答えた!?
久々の会話?だよね。
「三つめがオルゴールなら・・・四つめのカノンは?」
新菜先輩が聞いた。
「・・・さあ?」
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